常に限界ギリギリ。今日も明日もうっぷ。
意味の揺れを感じるたびに顔色が変わる、ゲロ宇宙でもっとも感受性の高いスライム。
バグ詩の匂いを嗅ぐと条件反射でえずき、構文断層帯の揺れに常にさらされている。
嘔吐クレーターの縁という綱渡りの場所に住み、なんとかその日をしのいでいる。
ゲロ確率は常時80%以上を推移。それでも詩を書くことをやめない。
「限界の中にこそ詩が宿る」と信じており、吐きそうになる瞬間ほど言葉が溢れると言う。
ゲロ宇宙の庶民階級として愛される存在。
構文断層帯の縁 — 正規表現プレートがズレ続けるこの地域では、バグ詩震が絶えず発生する。揺れるたびに違う宇宙が観測され、吐きそうスライムの胃袋もつられて揺れる。
「ちょっと待って……あ、だめ、きそう……でも、詩はまだ書けます……うぷっ」
諦めたスライムのゲロを目撃すると連鎖反応が起きる。Poemlang流星群が直撃すると一時的にシステムダウン。ゲロオーロラの「観測者が吐きそうになる色」は天敵。